野村流保存会の新年会が尼崎市福祉協議会館で行われました。
御前風、こてい節、浜千鳥、四つ竹、収納奉行、前之浜、加那ヨー、などの舞踊曲と 本調子、二揚独唱曲などです。 今回独唱の下出述懐を唄わせていただきました。 何箇所か弾きこぼしがあったのですが、 久しぶりに無心に唄うことができたような気がします。 教科書どうり(褒め言葉ではありません)と師匠に言われることが多いのですが、 今回は弾きこぼしや息継ぎのまずさはあったけれども、 いつもよりは自分の唄に納得できた気がします。 しかし、唄い終るとその唄はもう過去のもので、 二度と同じようには唄うことができません。 すべてが一瞬で過去のものになってしまうので、 常に前しか向けません。 これが生の芸の厳しさなのでしょうね・・・ 正直しんどいです。 いつまで出来るかわかりませんが、 なんとか前を向いて一歩でも前へ進みたいと思います。
by chappymaron
| 2011-02-18 21:33
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